走り幅跳びへの身長と体重の影響が明らかに

体格と走り幅跳びの関係

皆さんこんにちは!

最近、こんなTwitterの質問をしてきた方がいました。

https://twitter.com/ma_tin0412/status/1037879324194430977

んー確かに。

トップスピードが速いことが良い影響を及ぼすことは何となく想像がつくし、身長が高いほうがよさそうなことも想像がつきますが、体重って難しいですよね。

筋肉を付ければ、その分どうしても重くなってしまいますし。

今回はそんな質問にお答えするべく、過去の論文を漁ってみました。

そうしたら、一つの公式を作ってしまったものを見つけてしまったのです。

 

走り幅跳びの公式はこれだ!

Guru Ghasidas UniversityのMukesh Kumar MISHRA博士は走り幅跳びの実験から、こんな公式を導き出しました。

Long Jump performance = 5.356 + 0.283(スピード) + 0.102(俊敏性) + 0.021(身長) – 0.019(体重)

※わかりやすく一部改訂

左にある数字が大きければ大きいほど、影響が大きくなります。

また、マイナスの場合は、逆の影響を与えることになります。

これらを踏まえてみてみると、一番大きな要因となるのが、0.283であるスピードです。

符号はプラスですので、スピードが大きいほどパフォーマンスにプラスの影響を与えることになります。

その次に0.102の俊敏性であるのも、分かりやすいですよね。

いよいよ本題の身長と体重ですが、身長は+0.021でスピードよりは影響力は小さいですが、やはり身長は高いほうが良いということになります。

そして、体重は-0.019ですので、重くなればなるほど、記録は落ちるという結果になりました。

 

まとめ

身長は高いほうが良く、体重は軽いほうがいいが、それよりもスピードや俊敏性の方が重要である。

 


Speed and agility as predictors of long jump performance of male athletes

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