ダブルアームジャンプって何?(走り幅跳び編)

今は過去のものとなったダブルアームジャンプ

皆さんこんにちは!

今回は走り幅跳びの腕振り動作についてご紹介したいとおもいます。

走り幅跳びでは、基本的にはランニングアームが主流ですね。

ランニングアームは次の写真のような跳び方になります。

踏切脚と同じ腕を前へ振り、逆の腕を後ろに振ります。

ランニングアームは、自然に踏切に入ることができるので、スピードを保ったまま減速せずに跳ぶことができます。

現在の走り幅跳びの選手は、世界全体で見ても、ランニングアームが多い傾向にあります。

みなさんスピード寄りの跳躍になっている証拠なのでしょうか。

一方で、ダブルアームはその名の通り、両腕を前へ振ります。

 

写真が見づらくてすみません。

ダブルアームの選手は昔はいたのですが、現在ではほとんど見ません。

上の写真は安達一馬選手ですが、完全なダブルアームではないのですが、ランニングアームとダブルアームの中間です。

研究によっては、ダブルアームと分類することもあるので、今回は珍しいダブルアームの選手として紹介させていただきました。

どっちが有利なのか?

では、どちらが有利なのでしょうか?

結論から言いますと、答えはありません。

走り幅跳びの踏切において重要なことは、地面から大きな反発をもらうことになります。

このとき、腕を前に振ることによって、地面からの反力を大きくすることができます。

例えば、皆さんが垂直跳びや、立ち幅跳びをするときは、腕を思いっきり跳ぶ方向へ振りますよね。

自然と跳べるように腕を振っているのですね。

同じ原理で、踏切時も腕は基本的に前方に振るべきだと考えることができます。

しかし、ダブルアームはタイミングを合わせることが非常に難しいです。

したがって、結果的に減速してしまって、跳躍距離が落ちてしまうことも考えられますので、注意してください。

詳細はYouTubeの方で解説していますので、是非ご覧ください!

 

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