長距離を走りすぎると起こる思わぬデメリット
はじめに
こんにちは!
短距離選手や跳躍選手、野球選手であってもあまり試合とは関係ないような長距離トレーニングをやらされることは多いのではないでしょうか?
メジャーリーガーのダルビッシュ選手も、日本の野球は走り込みをやらせすぎと言っています。
どんどん増えて欲しい!https://t.co/0PXMxxAXs9
— ダルビッシュ有(Yu Darvish) (@faridyu) July 14, 2018
確かに、実際試合では、野球選手って長い距離走らないですよね。
短距離や跳躍、ほかのスポーツにも同じことが言えそうです。
でも、それって証拠あるの?って思っている指導者の方々もいるでしょう。
今回はこれが本当なのかを実験した研究を紹介します。
ノース・ダコタ大学の研究
ノース・ダコタ大学のFitzgerald博士は、次のような実験を行いました。
- 23人の被験者に垂直跳びをさせて記録を計測
- 合計約30kmのランニングトレーニングを実施
- 24時間後に再び垂直跳びの記録を計測
結果はどうなったでしょうか?
なんと、記録が落ちてしまったようです。24時間という休養を入れているため、疲労による影響は少ないかと思われます。
どっちにしても、試合前に走りこませるのは意味がないことが、証明されてしまいましたが(笑)。
皆さん走り込みには注意しましょう。
これがなぜなのか理由も知りたい人もいるかと思います。
細かいメカニズムについては、また次回ご説明しましょう。
まとめ
・走り込みは跳躍パフォーマンスを落とす危険性がある。
参照:Effect of a High-Volume Training Run on Jumping Mechanography Variables