長距離を走りすぎると起こる思わぬデメリット

はじめに

こんにちは!

 

短距離選手や跳躍選手、野球選手であってもあまり試合とは関係ないような長距離トレーニングをやらされることは多いのではないでしょうか?

 

メジャーリーガーのダルビッシュ選手も、日本の野球は走り込みをやらせすぎと言っています。

 

 

確かに、実際試合では、野球選手って長い距離走らないですよね。

 

短距離や跳躍、ほかのスポーツにも同じことが言えそうです。

 

でも、それって証拠あるの?って思っている指導者の方々もいるでしょう。

 

今回はこれが本当なのかを実験した研究を紹介します。

 

ノース・ダコタ大学の研究

 

ノース・ダコタ大学のFitzgerald博士は、次のような実験を行いました。

 

  1. 23人の被験者に垂直跳びをさせて記録を計測
  2. 合計約30kmのランニングトレーニングを実施
  3. 24時間後に再び垂直跳びの記録を計測

 

結果はどうなったでしょうか?

 

なんと、記録が落ちてしまったようです。24時間という休養を入れているため、疲労による影響は少ないかと思われます。

 

どっちにしても、試合前に走りこませるのは意味がないことが、証明されてしまいましたが(笑)。

 

皆さん走り込みには注意しましょう。

 

これがなぜなのか理由も知りたい人もいるかと思います。

 

細かいメカニズムについては、また次回ご説明しましょう。

 

まとめ

・走り込みは跳躍パフォーマンスを落とす危険性がある。

 

 

 

 

 


参照:Effect of a High-Volume Training Run on Jumping Mechanography Variables

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